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Cafe Jenkins Vol.1 本場イギリスのフィッシュ&チップスを作ろう


2018年1月18日
Cafe Jenkins Vol.1 本場イギリスのフィッシュ&チップスを作ろう

こんにちは、ショータ・ジェンキンスです。
ついに始動したHuerco magazineですが、Huercoは様々なアウトドアスタイルと融合するフィッシングライフスタイルブランド。と言うことで、そこはHuercoらしく様々なネタを配信出来ればいいなと思っています。そして初の投稿は、早速釣りから離れて第2の故郷イギリスの代表料理のレシピを紹介させていただきます(笑)ではでは、Cafe Jenkins へようこそ。

お気に入りの店、Rock&Sole Plaiceにて。
お気に入りの店、Rock&Sole Plaiceにて。ロンドンの老舗や海岸沿いの新鮮なシーフードを扱うお店で一度食べたら、きっと「イギリス料理は不味い」というイメージが吹き飛ぶと思いますよ!

今回作ったのはフィッシュ&チップス。きっとイギリスの食べ物と聞いて、これぐらいしか思い浮かばない方もいるかもしれませんね。その名の通り、魚とポテトのフライが大きなお皿にドン!と盛られる料理なのですが、実は同じフィッシュ&チップスでもお店や魚の種類、鮮度によって味が全然違います。しかし日本で美味しいフィッシュ&チップスが食べれるお店ってなかなか見つからないのです。なので、作ってしまいましょう。

もちろん今回もマダラを使用

材料(3〜4人分)
  • マダラ切り身 = 切り身大3~4切れ
  • 小麦粉 = 80g
  • 片栗粉 = 80g
  • 塩・コショウ
  • じゃがいも = 適量
  • モルトビネガー
  • ギネス = 約200cc

現地でも人気ナンバーワンなのはCOD(コッド)、日本でいうタラですね。もちろん今回もマダラを使用しました。

日本では1匹丸々を捌くか、出来るだけ大きな切り身のパックを探しましょう。小ぶりよりも大きな身にした方がジューシーで、よりイギリス風です。
フィッシュ&チップスの最大の特徴でもあり、店によっても個性があるのが衣。天ぷらとも唐揚げとも、コロッケとも違う独特の厚みとサクサク感のある衣が、白身魚との相性抜群なのです。片栗粉と小麦粉を軽く混ぜたら、揚げる直前にGuiness(ギネス。実際何のビールでも美味しいらしい)をドボドボっと加えて端で混ぜます。

冷凍かそうでないかで水分の含み方が違うせいか、新鮮な生の方が美味しいですね。
冷凍かそうでないかで水分の含み方が違うせいか、新鮮な生の方が美味しいですね。

高温でサクッと揚げます。IHの設定は200度にしてみましたが、軽く衣を落とした時に一瞬でシュワっと浮いてくるぐらいまで熱くしてください。タラを衣にくぐらす時に、たっぷりつけるだけでなく、油に投入した後に指についた衣も上からぽとぽと垂らすといい感じになりますが、間違えて指を揚げないようにしましょう。結構やりがちです(笑)

さあ出来上がり。
オススメ、と言うよりはむしろSARSON’S 以外の物を見たこと無いです(笑)

さあ出来上がり。ここでもう一個ポイント。

必ずこの「モルトビネガー」を用意しましょう。個人的にはこのお酢があって本場イギリス風のフィッシュ&チップスは完成します。ネットでも買えるし、KALDIにもあります。普通のお酢も試してみたんですけど、酸味が強すぎるのがとっても微妙です…。

フィッシュとチップスに塩をたっぷりとかけて、それを洗い流す勢いでお酢をかけて食べます。

フィッシュとチップスに塩をたっぷりとかけて、それを洗い流す勢いでお酢をかけて食べます。大げさに聞こえますが本当です。お好みでタルタルソースなどを付けるのも良いですが、ソルト&ビネガーは現地のポテトチップスの味になっているぐらい、ある意味ソウルテイストなのです。

大きな切り身で作ったフィッシュ&チップス
大きな切り身で作ったフィッシュ&チップス

上の写真の大きな切り身で作ったフィッシュ&チップスは、友人が釣ったマダラを送ってくれたもの。やっぱりこのサイズ感が大切だったりして(笑)
釣りの楽しみは色々あって、魚好きの僕は写真を撮ったり、見るだけで満足する釣りもありますが、時に釣った魚を食べることもあります。在り来たりな表現で言うと、新鮮な釣りたての魚を食べられるのは「釣り人の特権」です。タラの他にも身のしっかりした白身魚なら何でも合いますので、是非是非ご自宅で試してみてください。

本場イギリスのフィッシュ&チップスを作ろう

今回はレシピをご紹介しましたが、僕は食べ物だけでなくコーヒーやファッションなんかにも興味があるので、今後はこれまで訪れた場所の食べ物、カフェやお店の紹介なども出来たら嬉しいですね。これも一つの GOOD FISHING ではないでしょうか?

ショータ・ジェンキンス

ショータ・ジェンキンスHuerco official Ambassador

Official Site instagram

千葉県出身。イギリス在住時に出会ったパイクという魚に人生を変えられてしまって以来、国内外を気ままに旅するフィッシングピーターパン。現在は中禅寺湖をホームとし、語学力と勢いを武器にライター、デザイナー、ブランドマネージャーとして、釣りに関わる仕事を精一杯「遊ぶ」が信条。