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 赤い目の巨大魚を追った夏 in高知 


2024年2月27日

初めまして!
近畿大学水産学科の爲國甲登(ためくにかぶと)です。
漢字は難しいので「かぶと」で覚えてください!
僕は近畿大学水産学科でアカメが、いつ・どのような行動をしているのか?
というのを研究しています。 (実はHuerco代表の高田さんと同じ研究室)

 2023年8月に高知県へ釣り遠征に行ってきましたので、その時の様子や高知県の魅力をお伝えできればと思います! 

 今回、僕が狙ったのは「アカメ」 

アカメは1mを超える大型魚類でイトウやビワコオオナマズと並ぶ日本三大怪魚で、高知県や宮崎県に生息している魚です。 

※高知県ではキャッチ&リリースでの釣りが可能だが、宮崎県では捕獲禁止。 

昼過ぎに高知県に向けて実家のある兵庫県を出発した。 
金欠大学生にとって高知遠征は一大イベント ! 
今回もソロ遠征なので「明石海峡大橋」と「鳴門大橋」という神の道を除いては高速道路を使う訳にはいかない。休憩(徳島でのライギョゲーム)を挟みながら9時間ほど運転して、日付が変わった深夜2時頃に高知へ到着。 

釣りに入る前に今回のタックル紹介 

ロッドHuercoXT710-5C(その他一部他社ロッド使用)
リールAbuGarcia RevoToro60Rocket
ラインYGKXBRAID LONFORT ODDPORT WXP-18 6号
リーダーVARIVASオーシャンレコードショックリーダー 100LB
夕マズメに徳島のライギョ池へ寄り道するも不発

さあ、ベイトが集まっているポイントを探して回ろう。 
いつもなら、高知に到着した日は状況把握だけで終了してしまうのだが・・・ 

おぉ!やってるやってる!!
16~20センチぐらいのボラが追いかけられて、「パーン!」というアカメの捕食音。 
運がいいことにいつも最初に様子を見に行く一箇所目のところでアカメのボイルを発見。 
しかも先行者おらんやん(笑) 

ベイトの量に大興奮

ベイトの量に大興奮!シーバスも2匹見えますね! 
すかさず釣りを開始し、幸先良い事にアカメ2匹をGET 

夜が明けるとともにボイルも一段落したので、川に洗濯へ。 
アカメを抱えて、ドブに入水した服は良くも悪くも少し臭うんだよな(笑) 
高知県には仁淀川や四万十川といった清流がある。
この日は温泉代をケチって「嘘名)天然冷泉仁淀川の湯(水)」に向かった(笑) 


川で洗った服を車で乾かしながら自分も川にダイブ。 高知にいるときの僕は人間ではない何かなのかもしれない・・・。 
川で泳いでいたらルアーの気持ちになれる。 下から魚突き上げてきたらびびって気絶するわ(笑) 
汗とドブにまみれた体を洗い流し、スッキリ?したところで高知県の国民食「食いしん坊 如月」のチキンナンバン弁当を食べに行った。 
如月のチキンナンバンを食べるとアカメが釣れるらしい・・・と聞いてから遠征中に必ず一回は行くようにしている。
※ ○○すれば釣れる!に弱い・・・

夜になり、再びボイルを発見! 

この日はシーバスとアカメの混合ボイル。 
アカメの貴重なワンバイトをモノにできず、良型シーバス2匹で時合終了。 
1匹はいわゆる「タイリクスズキ」らしき個体で斑点が美しかった。 

明け方までビッグペンシルを振るも不発・・・。 
夜が明け、遠征の釣り人がよく訪れるという高知ぽかぽか温泉へ。 
限界まで使い果たした体力が回復していくのを感じた。 

「まんしゅう」さんのジャン麺

昼ご飯は蔦谷書店の中に入っている「まんしゅう」さんのジャン麺。 

ホルモンと卵からでるコクがたまらない! ピリ辛のめちゃくちゃうまいラーメンだった。 
これも高知の国民食に認定します(笑) 
蔦屋書店は商業型複合施設で猛暑の真っ昼間に時々休憩しに行く。 
蔦屋で「冷」を、ジャン麺で「スタミナ」を手に入れたので、再び猛暑の外へ。 

ロックフィッシュを狙って橋脚巡り

昼の猛暑のド干潮はできることがない・・・わけがない。 
ロックフィッシュを狙って橋脚巡り。ジグヘッドが岩に当たった瞬間ゴツン! 
かわいいチャイロマルハタが釣れました。 

仮眠をとって再びアカメを狙う。 
前日と比べて、ベイトの数が1/3ほどになっていたので別のところに移ろうかなぁと考えつつも、前日食わせらせなかったリベンジするために再チャレンジ。 
時合は2日間やってなんとなくわかっていたので、今日は体力温存の短時間勝負だ。 

服のまま入水して1時間ほど水面を眺めて暇つぶし。 
これは「状況を把握する」のと「気配を消す」という大事な時間である。 

そろそろいけそう! 

明暗の暗にビッグベイトを静かに投入して ルアーが明に出た瞬間、後ろからアカメのミスバイト! 
これはいける。 

2投目は10mだけ投げてまた足元へ・・・ドスン!!
目の前で食った! 

橋脚際でしたが、いなして難なくキャッチ。 
ナナテンのバットパワーに助けられました。 

いつ見てもかっこいい魚ですよね! 
時合終了後は日が高くなるまでオープンエリアで回遊待ちの釣りをしたけど不発。 
やっぱり僕は時合に数投で勝負を決めるアカメ釣りが好きだ笑 

昼ご飯は大学の先輩に教えて頂いた空腹を紛らわす
「アンパンパン」 
金欠大学生の究極飯だ。 
(・・・多用すると体調崩すのでご注意を。)

削れる出費は極限まで削るのが僕のスタイル。 

さあ、最終日。 

今までボイルしていたところは完全にベイトが抜け、静まり返っている。 
前日に軽く見に行ったときにベイトが溜まっていた別のポイントへ移動。 
昨日はボイルなかったけど今日はどうかなぁ~と到着すると一面にボラ絨毯が ! 

ギリギリ届かないところでアカメとシーバスのボイルが聞こえる。 
でもきっと近くにもいるはず。(なぜか絶対釣れるっていう自信があった) 

ベイトの一枚下のレンジを攻めていく。 
立ち位置を変えて一投目・・・食った!!
他の魚では味わえない金属的なアタリとともに、とてつもない重量感が竿に伝わる。 
間違いなくアカメ!絶対にバラすわけにはいかない! 

全身が水面から飛び出るほどのテイルウォークや激しいエラ洗いにも耐えてキャッチ! 
撮影してくれた友達に、何よりもアカメに対して心から「ありがとう」と伝えた。 

いやぁ、カッコいいよね!(何回言うねん) 

これまで何度も高知に通い、完全ボウズで帰宅したことの方が多かった。 
だから今回4匹のアカメと出逢うことができたのは大勝利と言えるだろう。 
弩級サイズは釣れなかったが、そのどれもが印象に残っている。 
アカメは何度釣っても感動できる魚だ。 
「また釣れますように」と呟いて納竿とした。 

遠征の締めくくり

遠征の締めくくりは一人「ひろめ市場」へ。 

カツオのタタキ定食とノンアルビール

カツオのタタキ定食とノンアルビールで体力全回復! 
釣れたアカメに感謝しながらノンアルをゴクリ。 
豊かな自然を育む高知県に感謝をしながらカツオをパクリ。 
今回新しく学んだこと、わからないことを思い出しながら食べ飲み進める。 

「くぅう!たまんねぇな! 」

めちゃくちゃ美味かった。 

釣り場で話してくれた方、一緒に釣りしてくれた方ありがとうございました。 
また高知県に帰ってきます。

最後に 

最後に僕が今回メインで使用したXT710-5Cというモデルについて簡単にご紹介。
ナナテンは全体をバランス良く曲げることで、エラ洗いでバレやすいシーバスもビッグベイトで獲ることが可能。ナナテンは細かいアクションだけでなく、魚の引きもしっかり楽しめるタイプの竿です。 

たくさんの魚をナナテンで釣りあげてきました。 
抜粋した釣果をここで紹介します。 

ジャイアントタチウオ

どの魚も記憶に残っていますが、ジャイアントタチウオは衝撃でした笑 

従来のナナテンも素晴らしいロッドでしたが、なんとXT710R-5Cとしてリニューアル!!
強靭になったなというのが僕の触った感想 

キャストウエイトが旧モデルより50gダウンしているからといって、パワーもダウンしたという訳ではありません。強いバットパワーはそのままに、よりしなやかに曲がるようになった印象です。 

2月中旬から南米に釣り遠征にいってきます。 
そのときの様子も今後レポするので楽しみにしていてください! 

XT710R-5C

ベイトモデル / 5pcs

XT710R-5C ¥51,700(税別)

パワーゲーム対応の5pcsヘビーベイトであるXT710-5Cがさらに強度をアップしてリニューアルしました。軽いロッド操作でキレの良いアクションと、荷重がかかると素直に曲がるレギュラーファストテーパー。硬さの中にもネバりを十分にもたせ、リトリーブ時に抵抗の大きいルアーやボリュームのあるビッグベイトなどの操作性をさらに上げています。 全長7フィート10インチながらも有効レングスは8フィート前半クラスに匹敵。足場が高いポイントにおいても足元までキッチリとトレースできます。リールシートからグリップエンドの長さを約36.5センチと、このパワークラスには珍しくショートにセッティングすることで、キャスト時に振り抜きやすく、狙いのピンを正確に狙い打っていく、ピッチングやフリッピングなどの動作も楽に行えます。 バスフィッシングにおけるパワーゲームから、シーバスのビッグベイトゲーム、ライトカバーのスネークヘッドゲーム、シャッドテールやロングワームなどボリュームのあるワームを用いたロックフィッシュゲーム、ライトな餌のブッコミ釣りにも対応します。ルアーロッドとしての使用感はそのままに、大型魚とも余裕を持って対 ...続きを読む

爲國 甲登( ためくに かぶと)

爲國 甲登( ためくに かぶと)

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近畿大学農学部水産学科4年生。年間250日ペースで釣りをする限界下道ドライバー 。大学生ならではの機動力を活かし、今日もどこかの水辺へ・・・