始めまして。Huerco CASメンバーの鵜川 貴也(うかわ たかや)と申します。今回は2025年9月に西表島へ釣り遠征に行ってきたので、その時の様子をお伝えしたいと思います。
旅の目的地は、沖縄県八重山諸島に属する西表島。島の9割近くがジャングルを占めており、海に面した外周部以外の開拓や開発はあまり行われていない自然豊かな島です。そんな場所へ今回は移動日・乗船3日間を含めて6日間行ってきました。釣果はもちろんとても思い出に残る旅になりました。
今回はこの5本を持参し、船には511R以外の4本を持ち込みました。


関西空港から石垣島を経由し、フェリーで西表島へ向かいました。立っているだけで汗だくになりそうな強い日差しを感じながら、これから始まる見たことない景色と魚との出会いに期待を膨らませました。到着後、宿で荷解きをしてすぐさまXT511R-5Sを手にライトゲームへ。長時間の移動で疲れを感じているとはいえ、こんなフィールド来たらいてもたってもいられません。



日が落ちるまで河川や漁港で南国らしい魚達に遊んでもらい、明日の船の準備のため夜も早めに切り上げ、宿へ帰りました。次の日のためリーダーを組み、ルアーの整理をしている準備の時間は、釣り人にとって誰しも楽しい時間なのではないでしょうか。
今回は3日間、B-TROPICALの鈴木海さんの船へお邪魔させてもらいました。初日は泳がせ・ライトジギングをする予定。まず最初にXT611R-4Sを使ってサビキでグルクンを狙いました。この日はグルクンの反応も良く、1時間ほどで仲間と合わせて50匹近く確保しました。
ポイントを移動し、ロッドをXT605R-4Cに持ち替えました。先ほどのグルクンを餌にし、水深30m~70mほどで泳がせをスタートします。今回の僕のターゲットは10㎏を超えるコクハンアラ。基本的には底まで餌を落とし、底から3mほど巻き上げた状態であたりを待ちます。
餌を落とすとすぐに反応があり、手元にグルクンが逃げる感覚が伝わりました。あたりがあってから餌を飲ませるためロッドを送り込み、重量感がのってからフッキングするもハリス切れ。仲間も何度もハリス切れをされていて、最初のポイントはサメの巣窟でした。何度かポイントを転々とし、やっと釣り上げられたのはシロブチハタ。沖縄で釣れるハタには同じような模様の種が多くいるので、同定が難しい。初日の泳がせの釣果はこのシロブチハタ2匹で終了でした。


餌がなくなるとXT611R-4Sでライトジギングに変更。水深20~50 mを、60~100 gのジグを使って底付近を丁寧にシャクっているとあたり連発でした。60cmを超えるキツネフエフキをはじめに、たくさんの魚が釣れました。それにしても西表のライトジギングは全然ライトではありませんでした(笑)。


これにて初日は終了。
初日にしてこれほどのたくさんの魚に触れることができ、西表のすさまじいポテンシャルを感じました。
この日は一生忘れない、奇跡の日となりました。
もともとこの日は一日中ライトジギングの予定。朝から前日と同じようにライトジギングをして、順調に釣ることができました。


底からワンピッチでテンポよく誘っていると回遊魚が連続ヒット。カスミアジの青は生で見ると本当に綺麗だった。ツムブリは群れが近づくと連発。口が柔らかくばれやすいけど、よく走って面白い。3日間で15匹ちかく釣りました。


底から5 m以内をスローに誘うと、ムルー(フエフキダイ科の総称)、ゴマモンガラ、ハタ系がヒット。ムルーはシルエットの小さく、フォールで暴れないジグで多く釣れる印象でした。


このすごい顔をしているゴマモンガラ、とても狂暴な性格で水中ではダイバーに嚙みついてくることから「ダイバーの天敵」とも言われています。全身鎧におおわれているみたいにカチカチで、素手で触ると怪我しそうなぐらい鱗が鋭かったです(笑)。
船もこの日は終盤に近づいた午後3時ごろ、泳がせていた友人に、水族館で見るあの魚がヒットしました。

図鑑の表紙にもなっていて誰もが知るナポレオンフィッシュ(和名メガネモチノウオ)でした。この船でこの魚を釣った人がいることは知っていましたが、まさか今回釣れるなんて思わず、みんなで大喜び(笑)。
ここで自分も泳がせ釣りにシフトチェンジ。定番の餌であるグルクンはいなかったので、午前中に釣って生け簀で生かしておいたムルー約25cmを大きいかなと思いつつ、針をつけ泳がせ釣り開始。ムルーはグルクンと比べるとずっと暴れていて、餌がついているかの判断がわかりやすくて助かりました(笑)。
何度かポイントを変えて最後のひと流し。
餌のムルーが大きく暴れ、8、9kgに設定していたドラグが出るほどの大きなあたりが。しかし、急に軽くなりゆっくり巻いても重さがなかったため、餌がついていることを信じてもう一度底まで落とすとすぐに手元に重量級のあたりが伝わりました。
フッキング後、「あれ、そんなに重くないな」と思いながら20mほど巻き上げると急に巻けなくなり強烈なファーストラン。あっさり30m出され、さっき巻いた分全部出されました(笑)。この時点でバケモンがヒットしたことを確信しました。
水深以上ラインを出されており、これ以上走られたら根に擦れラインを切られるかもしれないので、ここからはドラグを締め本気の綱引きが始まりです。

巻いては出されての繰り返し。格闘すること5分30秒、なんとか相手も抵抗しなくなりゆっくり浮いてきました。

姿が見えてくるにつれ、だんだんと緊張がほぐれていき、ブホッという空気の音とともに巨大な魚が水面に浮きあがりました。
なんと上がってきたのは先ほど見たより何倍もでかい50kg近くありそうナポレオンフィッシュでした。初めて見るこんな大きな魚、恐怖さえ覚えるほどでした。


ぬるぬるの体。手のひらと同じ大きさの胸鰭。余裕で手が入るほどの口。
何よりも青すぎる!!
間違いなくこの先の人生で、こんな衝撃的な魚は釣ることができないと思います。
数が少ないため狙ってもなかなか釣ることができないと言われているナポレオンフィッシュ。
まさか、自分がこんな大きさのやつを釣るなんて夢にも思いませんでした。
学生最後の夏休みに最高の思い出を作ることができました。



大きな魚体を支えながら全力の立ち泳ぎ。結構きつかったです(笑)。しばらく一緒に泳いで蘇生させた後、自力で泳げることを確認し無事にリリース成功。大きな余韻に浸りながら帰りこの日は終了しました。
ここまではいろんな人に話したことのある内容ですが、実はこの魚には、まだあまり人に話したことのない裏話があります。
実はこのナポレオンフィッシュをランディングし、船に取り込み、針を外して膝にのせて写真を撮ろうとしたとき。持ち上げた瞬間に大暴れして、なおかつ全身のぬめりで滑ってナポレオンフィッシュが海に落ちました(笑)。しかも、泳ぎ出して少し沈みかけている。針も外していて、フィッシュグリップも付いてない完全にフリーな状態。しかも写真一枚も撮ってない、、、
その瞬間、人生で一番焦ったかもしれません(笑)。
飛び込んで魚を掴もうか、適当な仕掛けを投げて針で引っかけようか、瞬時にいろいろ脳内を駆け巡りました。しかし、運よく数m潜った後に再び浮いてくれて、船を回してもう一度ランディングし、無事に写真撮影することができました。本当にさまざまな奇跡が重なった、忘れられない一日となりました(笑)。
乗船1日目と同じように泳がせ・ライトジギングの予定。朝からサビキで餌となるグルクンを狙いましたが、なかなか釣れず苦戦。ハリスを細くし、なんとか合わせて30匹ほど釣って泳がせスタートしました。しかし、この日は自分には大きなあたりはなく、大物は釣れませんでしたが、同行者の仲間が絶好調。良型のバラハタからバラフエダイ、アオチビキ、本命のコクハンアラまで次々にキャッチ。

この遠征は大物を釣ったら、みんなで写真を撮るのが流行りでした(笑)。
自分はライトジギングでいつもの顔ぶれ(ムルー・ツムブリ・バラハタ)しか釣れませんでしたが、大満足の一日となりました。釣ったムルーはすべて仲間の泳がせの用の餌となりました(笑)。最終的に50cm近いツムブリを泳がせている人もいたような、、、。
びっくりするぐらい釣れた船での3日間。小物から大物までたくさん釣らせていただいた、船長の海さんには本当に感謝しかありません。大物がかかるとすぐに動画を回してもらえるなど、とても釣り人の気持ちに寄り添ってくださる船長で、最高の思い出となる3日間となりました。本当にお世話になりました。
夕方に石垣島へのフェリーが出るためこの日はのんびりライトゲーム。干潮のタイミングで河川に入り、XT611R-4Sを片手にひたすらランガンしました。南国の魚たちはトップに好反応なので、見ていて気持ちがいいです。


小さくてもパワフルなロウニンメッキ。このサイズでこの引きなら大きくなったらバケモンみたいに引くだろうな、、、。いつかそんな釣りも挑戦してみたいです。
フェリーの時間ギリギリまで釣りをして、これにて西表遠征は終了。
西表島の大自然を感じながらの釣りは、釣果も含め最高に魅力のあふれるフィールドでした。そして、Huercoのパックロッドの強みであるコンパクトさのおかげで、移動が本当に楽に感じることができました。空港からバス、フェリー、車など移動を繰り返す遠征において、釣り具をすべてスーツケースにまとめることができるのは、とても大きなメリットに感じました。
これからもパックロッドで旅をもっと楽しく、素敵な思い出をつくっていきたいと思います。

スピニングモデル / 5pcs
コンパクトな収納サイズで、旅先でのちょっとした釣りから専門的な釣りまで、あらゆるライトゲームをカバー。XT511R-5Sと小型リール、少しのルアーをザックに入れておけば、魚たちとの出会いのチャンスを逃すことはないでしょう。ティップセクションは柔らかくも程よく張りがあり、巻き抵抗のあるヘビーシンキングミノーなどもキレのあるアクションを生み出せます。渓流トラウトやソルトのライトゲーム用ロッドと比べると、強めのブランクスですがXT(遠征用)シリーズのトラベルロッドとして汎用性を高めた仕様となります。通常は30cm前後の魚とのやりとりが全体的に丁度良いベントカーブとなりますが、ベリーからバット部にかけては見かけによらず強靭で、しっかりと曲げこむことで大物にも対応することが可能です。5フィート11インチという取り回しやすい長さと、クセのないレギュラーテーパーのため、バス、シーバス、チニングなどキャスト時の正確さを求められるテクニカルな釣りにも活躍します。 [XT511-5Sとのスペックの違い](カッコ内はXT511R-5Sの数値)●全長…同じ(1803mm)●仕舞寸…2mm短い(418mm)●グ ...続きを読む
ベイトモデル / 4pcs
XT510-4Cはピンスポットへのキャストを繰り返すアグレッシブなゲームフィッシングのために、ショアからは勿論、ボートやカヤックからのキャスティングゲームでも扱いやすいショートベイトとして生まれました。今回のXTシリーズのリニューアルで軽快な操作性はそのままに、ロッドパワーおよび強度が大幅にアップしたことで、さらにルアー、魚種の幅が広がりました。南米アマゾンの釣りに代表されるような、ペンシルベイトやジャークベイトなど連続したハイテンポなアクションは設計コンセプトの中心となります。またトップウォーター以外でも、スピナーベイトやクランクなどの巻き物系にもよく、キャスト~アクション時の取り回しとファイト時の保持を両立させた ”長すぎず短すぎない” グリップレングス(さらに10mmの短縮化)。海外遠征には欠かせないほど幅広く対応するのがこの新生XT510R-4Cです。*別売りのカスタムパーツ「XT510R-4Cエクストラオフショアグリップ」と組み合わせていただければ、ライトジギングなどオフショアの釣りシーンにおいて、より快適にお使いいただけます。エクストラグリップにつきましては、フエルコ公式オ ...続きを読む
ベイトモデル / 4pcs
ビッグベイトやビッグプラグを楽に扱えるパワーと操作性を兼ね備えたヘビーベイトモデルXT605-4Cが、XTシリーズのリニューアルによりさらなる強靭さを手に入れました。骨太ブランクの硬さに加えグラス素材の含有量を高めることで破断強度を増しています。このことによりビッグペンシルやポッパー、巻き抵抗の大きいダイビング系プラグなどボートから狙う大型魚のキャスティングゲームには特に最適な1本となりました。 次から次へと目の前を通り過ぎていく立ち木や倒木など、ボートからの流し打ちにおいては進行方向を考慮した上での精確なキャストが要求されます。キャストが決まれば、ボートの進行スピードに合わせて、ストラクチャー際をタイトにアクションさせていかなければなりません。キャスト、アクション、ファイト、キャッチに至るまで、障害物の際で掛けてやや強引にやり取りしなければならない状況においても、持ち前のパワーとトルクで魚に主導権を与えません。 主にボートから狙う、中~大型魚のキャスティングゲームにおすすめです。ブラックバスのビッグベイトや巻き物、ビッグペンシルなどで狙うコノシロパターンのボートシーバス、ボートからの ...続きを読む
スピニングモデル / 4pcs
淡水・海水問わず、国内外のあらゆるフィールドで活躍するパワー系バーサタイルスピニングのXT611-4Sがリニューアルして登場。仕舞寸法約59.6センチ、4ピースでネバり重視のブランクス、長めに設定されたグリップは、対大物とのやりとりでもしっかりホールドでき、相手に主導権をあたえることなく対処できます。中型プラグを用いたプラッギングゲーム、8センチクラスのミノーのジャーキング、ペンシルやポッパーなどのサーフェイスゲーム、クランクベイトやメタルバイブレーション、S字形プラグなど、幅広いルアーに対応し、ボートやカヤックなどからのライトキャスティングにも最適。ボートなどバーチカルでの使用時にはグリップエンドを脇に挟みこんでのロッド操作も容易です。(*別売りのカスタムパーツ「XT611R-4Sエクストラオフショアグリップ」と組み合わせていただければ、ライトジギングなどオフショアの釣りシーンにおいて、より快適にお使いいただけます。「XT611R-4Sエクストラグリップ・ショート」と組み合わせることで、ジグヘッドやテキサスリグ、ノーシンカーなどのワーミングにも対応。エクストラグリップにつきましては、 ...続きを読む