こんにちは、ショータ・ジェンキンスです。
ついに始動したHuerco magazineですが、Huercoは様々なアウトドアスタイルと融合するフィッシングライフスタイルブランド。と言うことで、そこはHuercoらしく様々なネタを配信出来ればいいなと思っています。そして初の投稿は、早速釣りから離れて第2の故郷イギリスの代表料理のレシピを紹介させていただきます(笑)ではでは、Cafe Jenkins へようこそ。
今回作ったのはフィッシュ&チップス。きっとイギリスの食べ物と聞いて、これぐらいしか思い浮かばない方もいるかもしれませんね。その名の通り、魚とポテトのフライが大きなお皿にドン!と盛られる料理なのですが、実は同じフィッシュ&チップスでもお店や魚の種類、鮮度によって味が全然違います。しかし日本で美味しいフィッシュ&チップスが食べれるお店ってなかなか見つからないのです。なので、作ってしまいましょう。
現地でも人気ナンバーワンなのはCOD(コッド)、日本でいうタラですね。もちろん今回もマダラを使用しました。
日本では1匹丸々を捌くか、出来るだけ大きな切り身のパックを探しましょう。小ぶりよりも大きな身にした方がジューシーで、よりイギリス風です。
フィッシュ&チップスの最大の特徴でもあり、店によっても個性があるのが衣。天ぷらとも唐揚げとも、コロッケとも違う独特の厚みとサクサク感のある衣が、白身魚との相性抜群なのです。片栗粉と小麦粉を軽く混ぜたら、揚げる直前にGuiness(ギネス。実際何のビールでも美味しいらしい)をドボドボっと加えて端で混ぜます。
高温でサクッと揚げます。IHの設定は200度にしてみましたが、軽く衣を落とした時に一瞬でシュワっと浮いてくるぐらいまで熱くしてください。タラを衣にくぐらす時に、たっぷりつけるだけでなく、油に投入した後に指についた衣も上からぽとぽと垂らすといい感じになりますが、間違えて指を揚げないようにしましょう。結構やりがちです(笑)
さあ出来上がり。ここでもう一個ポイント。
必ずこの「モルトビネガー」を用意しましょう。個人的にはこのお酢があって本場イギリス風のフィッシュ&チップスは完成します。ネットでも買えるし、KALDIにもあります。普通のお酢も試してみたんですけど、酸味が強すぎるのがとっても微妙です…。
フィッシュとチップスに塩をたっぷりとかけて、それを洗い流す勢いでお酢をかけて食べます。大げさに聞こえますが本当です。お好みでタルタルソースなどを付けるのも良いですが、ソルト&ビネガーは現地のポテトチップスの味になっているぐらい、ある意味ソウルテイストなのです。
上の写真の大きな切り身で作ったフィッシュ&チップスは、友人が釣ったマダラを送ってくれたもの。やっぱりこのサイズ感が大切だったりして(笑)
釣りの楽しみは色々あって、魚好きの僕は写真を撮ったり、見るだけで満足する釣りもありますが、時に釣った魚を食べることもあります。在り来たりな表現で言うと、新鮮な釣りたての魚を食べられるのは「釣り人の特権」です。タラの他にも身のしっかりした白身魚なら何でも合いますので、是非是非ご自宅で試してみてください。
今回はレシピをご紹介しましたが、僕は食べ物だけでなくコーヒーやファッションなんかにも興味があるので、今後はこれまで訪れた場所の食べ物、カフェやお店の紹介なども出来たら嬉しいですね。これも一つの GOOD FISHING ではないでしょうか?